2016年9月11日日曜日

15年前の今日

ようやく残暑も和らぎ,朝晩は過ごしやすくなってきた今日この頃です。
15年前の今日,アメリカで同時多発テロが発生しました。ニューヨークのワールドトレードセンタービルに飛行機が突っ込んだあの事件です。そのとき私は大阪の自宅に居て,ふとテレビのニュースをつけた途端に映し出された光景をすぐには理解できず,きっと何かの映画のワンシーンかと思ったほどです。ニューヨークは何度も訪れたことのある思い出の街です。もちろんあのビルにも何度か足を運びました。とても悲しかったことを覚えています。
テロはその後の世界の様相を一変させました。アルカイダにイラク戦争,アフガニスタン。イラクの混乱からその後生まれたISによる様々な凄惨なテロ事件。イラクの二の舞にならぬようにと核開発へ大きく舵を切った北朝鮮。現代社会が抱えるカオスの多くがあの同時多発テロに起源があるように思います。では,そもそも同時多発テロの原因は・・・・ということになると,格差,貧困,宗教などその問題の根深さを痛感させられます。15年の歳月はこれらの問題にどう対処してきたのか,その答えはほとんど無きに等しいのではないでしょうか。
人にはいい意味でも悪い意味でも忘れられない人生の転換点となる時があると思います。僕にとっては15年前は間違いなくその一つだと思います。テロの翌月に父が急逝し,喪失感をゆっくり癒す間もなく,半年後には住み慣れた大阪の土地を離れ九州に移り住み,その後の15年はそれはもう必死に走ってきています。そろそろちょっと休みたいなと思いつつも,まだまだ走らなければならないことはわかっています。そんな状況を積み重ねた結果が人の人生なんだということもこの歳になるとさすがに気づいています。今週は様々な思いをはせ巡らせるひとりごとになりました。

そんな15年よりも前から付き合いのある後輩と今夜は天神で飲みます。互いの昔を知る人間とたまにはこの15年を振り返りながら飲む機会を得られたことに感謝です。

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