この週末は大阪でした。高校や中学時代の友人と一席設け,懐かしい話や現在の不甲斐ない話に大いに盛り上がりました(笑)それにしても大阪は外国人が多いです。街中だけでなく,私の地元に近い,こんなところにも!?っと思える場所にも,スーツケースをガラガラと引く外国人の姿を見掛けました。きっと,マンションや家屋を民泊に変えて沢山の宿泊施設を提供しているのだろうと,容易に想像が出来ました。なるほどね~,国際化の波は確実に寄せてきています。
以前このひとりごとでも,私がどうしても食べたくなる食べ物の一つにお好み焼きを上げました。外国からの観光客にも人気だそうですが,今回もまた頂いてきました。それも有名なお好み焼き屋さんではなく,下町の,どこにでもあるような,古めかしいレトロな,懐かしさの漂うお好み焼き屋さんにふらっと足を踏み入れてきました。もちろん,お店でコテを握っているのは年季の入ったおばちゃんです。そうでないとこの構図は成り立ちません。店構えからついつい聞きたくなる質問をしてみました。「このお店は長いのですか?」。おばちゃんはうつむき加減ながらもややドヤ顔で,「もう26年になります。」っと,静かで誇らしげな答え。アレ・・・・,私としてはもうちょっと古いのかなと・・・・・(汗)。やや物足りなさの残る回答に,納得感ほどほどで・・・・,「う,う,う,う~ん,じゃぁ,豚モダン一つ」。それでも26年の技の磨きが支えるそのコテさばきは申し分なく,手慣れた手つきで淡々と作業は続けられ,見つめる眼差しの先には唯一無二の作品が今まさに生まれようとしていました。
お好み焼きはその焼き方から味付け,キャベツの大きさや使うソースまで,必ずお店それぞれのこだわりがあり,私も小さな頃から何百軒というお店の所作を見て育ってきました。そんな中,それがパズルのようにピタッと自分にはまったときの喜びは筆舌に尽くし難く,「よし,来た~~~!!」っという気持ちになり,名店の一つとして自分の心に刻まれることになります。桃太郎,さとみ,オモニ,美津の,千寿,味乃家,味くらやなどの名店はそのパズルが多くの人にはまった証とも言えるでしょう。
ふっくらと焼きあがったその豚モダンの姿は色や形,匂いと共に正に名店への一歩を踏み出すには十分な様相を呈しており,否応なく私も期待に胸が膨らみます。膨らむのはお好み焼きだけではないのです!!(笑)コテに乗せられた小さなパズルのワンピース,今まさにその階段を昇るべく口に含み,ホフホフと冷ましながらじっくりと噛みしめ,やがてゆっくりと喉の奥に運ばれていきます・・・・・・。
・・・・が、しかし、名店への扉はそう易々とは開きません。おばちゃんの26年同様,味にも物足りなさの残る,納得感半分のお店でした。ある意味このお店が26年も続いていることに逆に驚きを覚えました。もしや,おばちゃんのさっきのドヤ顔はそこ・・・・??
見つめる眼差しは既に次のお店に向いています。
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